今日も何処かでデビルマン

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ひさびさにチェキって見たけど、いろいろなネタが追加されていて面白いね。
今の邦画界のダメな理由って言うのがイヤって程納得できる。
天才とナントカは紙一重と言うが、那須氏は間違いなくナントカの方だとも確信できましたわ。


と散々邦画をけなしまくってますが、実は最近よく邦画見てたり…。
と言っても1970〜80年代の角川映画が最後の一花咲かせた時期の限定ですが^^;


最近観て驚いたのが「復活の日
深夜放送でラストシーンをチラッと見たのを改めてレンタル。
これって「バトルロワイヤル」の深作欣司 監督作品なのね…。
世界初の南極ロケと制作費20億円と今では考えられないスケールの作品。
なんっつっても本物の潜水艦まで使ってるからねぇ(旧式だけど)

いまだと企画段階でボツ確実だなw


内容は原作の力に拠るところが大きいが、前半の残酷なまでに淡々と描かれた世界滅亡の描写が圧巻です。
しかも日本人以外のキャスティングが渋すぎる。
作監督もこういう良い作品作ってたんだなと関心。
バトロワ」は内容が無さ過ぎたからなぁw

で、最後の2度目の世界滅亡後の教会のシーンが凄く印象的でした。
崩れたキリスト像に向かって主人公が「あなたはこんな所で何をしてるのですか?たった一人で」
「返事がありませんね、ずっとそうしてなさい」
あの無音の世界での念話は、今の宗教対立の続く世界への挑戦のような気がしました。