今日は少し頑張って早めに日記を書き書き。

「映画版デビルマン」とうとう打ち切りにならなかった。
これDVD出す時どんな煽り文句で出すんだろうか。
「今世紀最高の壮大な物語!」とかだったら皮肉を言う気力も起きないだろうね。
しかも全世界に配給とか言ってるし…
たとえ吹き替えで台詞棒読みはごまかせても、絶望的なシナリオと安っぽい映像だけはどうにもなんないだよ。
日本の恥。

アニメの方はジャパニメーションとか言って世界に誇れるだけに(と言っても最近は怪しそうだが・・・)映画界の今の惨状は余計に悲壮感が漂う。

映画版デビルマンの最大の戦犯は那須監督夫妻なのだが、バックグラウンドとして古い体質を引きずり完全に形骸化した映画界にあるのは間違いないと思う。


映画自体では採算は取れない(取れたとしても旨みは少ない)から、マスコミを使って目一杯煽ってグッズやDVD販売、レンタル権料で儲けようという仕組み。

キャシャーン」なんて宇多田の歌を売るための壮大なプロモーションビデオだったし。
別に売れなくても、大赤さえ出さなければ作品の質なんて配給会社にとってはどうでもいい事なんだろう。

優秀な人材はホントは沢山居るんだろうけど、そういった人たちが全く表に出てこないのはこういった事情によるんじゃないだろうか?

良いシナリオ書く→予算が必要→そんな金無い→却下
唯一世界で通用してる部門は「低予算の和製ホラー」と言うのが全てを物語っているかも。